赤ちゃんや子供の斜視|5歳児の手術体験談

5歳児が軽度の間歇性外斜視で手術を受けた体験談。斜視が分かった生後8か月から手術を決断するまでの治療や葛藤。実際の手術と術後の経過や費用について。普段は斜視が出ずたまに分かる程度の斜視で手術が必要だったのか?セキララに綴るブログ。

【赤ちゃんの斜視の原因】遺伝やスマホという噂は本当?

 

私の娘みーちゃんは生後8ヶ月頃に斜視の症状が出始めました。生まれてから生後7ヶ月までの間は一切症状がなかったのに、なぜ突然そのようになったのかとても不思議でした。

 

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気になったので主治医の先生に聞いたところ、

『目はたくさんの筋肉の筋で眼球を支え動かしている。その筋力に異常がある可能性がある』とのことでした。

 

しかし調べてみると赤ちゃんの斜視の原因は特定が難しいようです。

また斜視の種類によっても原因は様々です。

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一般的に主な原因として挙げられるのは

  • 目の筋肉や神経の異常
  • 遺伝
  • 遠視
  • スマホやテレビ

などです。

また病気や事故により斜視が起こることもあります。

 

 

子供の視力や両眼視の機能は生まれてから6〜8歳頃まで成長します。この時期に異常があるときちんと視力が発達しないこともありますから斜視は早期発見が重要です。

 

 

赤ちゃんの斜視の原因と予防のために出来ること

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目の筋肉や神経の異常

ピントを合わせようとしても目を動かす6本の筋肉が上手に調整できず、焦点が合わせられないと斜視が起こります。

 

遺伝

斜視の遺伝確率は高くありませんが遺伝は起こります。間歇性外斜視の場合は50%の確率で遺伝するそうです。

ちなみに我が家の娘みーちゃんはこの間歇性外斜視ですが、私たち両親、祖父母ともに斜視はありません…。

 

遠視

遠視は目の屈折異常が原因で起こります。遠くはよく見えますが近くがはっきり見えずぼやけた状態になります。近くが常に不安定な見え方だと目はムリな調節をしようと試みます。この不自然な調整が繰り返されると斜視を引き起こすことがあります。

 

スマホ

スマホの画面はとても小さく、また子供が自分の手でスマホを持つと顔からの距離も近くなります。さらにスマホの画面の光はとても強いため自分の意志とは関係なく無意識のうちに片目でスマホを見る癖がついてしまう子が一定数いるそうです。

片目で見ている状態はもう一方の目が画面から外れ外斜視と同じ状態です。日常的にそのような機会が多くなれば、両眼視の機能が育たなかったり斜視になってしまうことがあります。

 

テレビ

テレビが斜視の原因になるという研究結果は現段階では出ていないそうです。 でもテレビ視聴中は瞬きが減ったり、小さい子供の目や脳によくないことは明らかです。

 

 

子供の斜視の原因とそこから学んだこと

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最近では、小さい2~3歳の子がスマホを使いこなしているのをよく目にしますよね?

私自身ももうデジカメはほとんど使っていなくて、普段の写真もスマホを利用しています。我が家では普段は子供はスマホ禁止ですが、外食時の待ち時間や公共の場で静かにしてほしい時に一時的にスマホを貸すことはあります…。

 

しかしまさかスマホが斜視原因になりうるとは驚きました。理由を知れば納得ですが、その事実を知らず子供にスマホを貸しているママが多いでしょう。

 

生まれつきの遺伝や筋肉の異常は変えることができませんが、赤ちゃんや子供の目を守るためにはスマホの利用は控えたいですね(>_<)