【子供の斜視の手術】術後半年経過して思うこと
以前こちらの記事(【子供の斜視の手術】当日の流れと正直な感想…しない方が良かった? )では、外斜視が術後内斜視になってしまったこと、また複視になって物が二重に見えることなどを書きました。
その手術直後から半年以上経った現在の症状と正直な気持ちを記録したいと思います。
あくまで一例ですが、こんなケースもあるんだ…と参考になる方がいれば幸いです。
幼稚園児の簡潔性外斜視の手術から半年|現在の症状と率直な感想とは?
退院してから1週間後に検査があり、その後は約3ヶ月に1度検査に行っています。
結論から言うと、今現在は黒目の位置がほぼ真ん中に来ていて遠くを見た時の角度のズレの非常に少ないです。日常生活の中で「あ、いま斜視が出ている」と思うこともなくなりました(*^^*)
しかし前回(手術から3か月後)の検査時は、『遠くを見た時に外斜視が再び出ている。このまま角度が開くようであれば再手術が必要かもしれない…』と言われたのです。
もちろん『1度で完治しない場合もある、人によっては再手術になる可能性もある。思うような効果が得られず術後1年くらいで再手術をする人もいれば、何年も好調だったのに突然また斜視の症状が出るようになって何年も経過した後に再手術になる人もいる』という説明は受けていたし、理解していたつもりでした。
でも正直複雑な気持ちになりました。
術後の自分の(真っ赤な)眼を見た娘はショックを受けていましたし、精神的にも大変な手術でした。
斜視の手術は両目でも30~40分程度のものだし、白目を切開し、筋肉の筋を調整するもので難しいオペではないと言われています。
しかし斜視の角度は人それぞれだし、筋肉を何センチ調整すれば何度角度が変わると決まっているものでもありません。加えて、外側(内側または上下)に向こうとする力もその個人個人によって違います。
そう考えると、確かに難しい手術ではありませんが、極めて難易度の高い手術だと思うのです。
今現在は、『手術をして良かった』と思えていますが、今後の経過次第でまたどう思うのかは正直分かりません。
ただ症状が悪化した場合でも、次は本人が望むまでは手術はしないつもりです。本人が年ごろになり、その時に斜視の症状が出てしまっていて、さらに手術を希望するならばその時にリスクを確認したうえでもう一度検討するつもりです。
乳幼児の斜視は角度や症状により立体視に影響が出る場合ものあるので、手術が緊急に必要な場合もあります。でも立体視や視力に問題がない場合だったら、手術は急がなくてもいいのかな?と思いました。
それは手術は劇的に良くなる場合もありますが、やはりリスクもあるからです。そう考えると手術を受ける前に視力や眼の筋力を鍛える本や、目に良いサプリメントなど出来ることを全て試してから判断しても遅くないな…と思いました。
ちなみに、複視に関しては1ヶ月ほどで治まりました。術後2~3週間は『あ、今ママが1人になった!あ、やっぱり2人…』というように正常に見えたり、二重に見えたりしているようでした。
つまり『術後すぐは二重に見え→2、3週間で正常な見え方と複視の両方が現れ→術後1ヶ月ほでで正常に見えるように』と変化していきました。
これには本当にホッとしました(*^^*)
今後も検査を受けつつ、様子を見て娘にとって最善の道を選んでいきたいと思っています(*^^*)