赤ちゃんや子供の斜視|5歳児の手術体験談

5歳児が軽度の間歇性外斜視で手術を受けた体験談。斜視が分かった生後8か月から手術を決断するまでの治療や葛藤。実際の手術と術後の経過や費用について。普段は斜視が出ずたまに分かる程度の斜視で手術が必要だったのか?セキララに綴るブログ。

どうしたら目はよくなるの?子どもの視力に不安を感じたら読む本・中川和宏著・レビュー

 

娘みーちゃんの間歇性外斜視が発覚してから、目に関する本をいくつか読みました。

今日はその中からビジョンサロン所長 中川和宏著『どうしたら目はよくなるの?子どもの視力に不安を感じたら読む本』についての感想を書きたいと思います(^_^)

 

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著者の中川和宏氏は、1981年にビジョンセンター(旧ビジョン・フィットネスセンター)を設立しました。このセンターは視力回復や目のトレーニングの専門施設です。中川氏は3万人以上の目のカウンセリング実績を持ち、目と脳の活性化の研究を40年以上続けています。

 

本書の概要は、『子どもの視力はよくすることができる、しかし通常の近視は痛みを伴うこともなく進行するので子供自身は気づけません。また子どもの視力回復をしようとするならば親が主役となって、子供に指導・サポートする必要がある』と説いています。

 

 

『どうしたら目はよくなるの?子どもの視力に不安を感じたら読む本』特に印象深かった4つの教え

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①スマホ近視が進むと片目で物を見る癖がつくようになってしまい左右の視力に大きな差が出る人が増えています

→片目でものを見ている状況は斜視の時と同じです。また左右の視力差というのも片目が弱視なる危険性を説いていますよね?スマホが近視だけでなく斜視の原因の一つとされる理由が良く理解できます。つまり後天的に斜視になるのを避けるためには、子どもにスマホを見せないことも大切です☆

 

②子供の近視は5~18歳で急速に進む。1.5あった視力がひとたび近視になり始めると1年で0.5、2年で0.2、5年後には0.04まで低下します

→近視は痛みなどを伴わず自覚症状がありません。しかも眼科って目やにや充血、結膜炎の疑いなど特別なことがなければ受診しませんよね?でもいち早く近視に気づき症状を食い止め、視力を回復させるなら、こまめな定期検診が必要だと感じました。

 

③目と脳は直結している。人は目でものを見て、情報を捉え、脳で考えて、心に命令し、行動に移す。つまり目と脳や身体はつながっているので、視力を良くすれば成績も運動能力もあがります

→言われてみれば当たり前ですが、視力は目の問題だけでなく、生活、もっと言うならば人生を左右するものになるかも知れません。これからの子どもの長い人生を考えるならば視力低下は必ず防ぐべきだし、万が一近視になってしまった人も早い段階で正しい対策をすることが重要ですね!

 

④遠視・乱視・斜視・弱視の子供には本格的なトレーニングと心のケアも重要。眼科で行っているメガネを作ったり、アイパッチをかける方法はその場しのぎで対策ではありません。

→これらの目はコツさえつかめばよくなる目で小学校入学前の6歳くらいまでが勝負だそうです。本書に書かれているようなトレーニングは眼科では一切指導されなかったから興味深いと思いました。

 

 

 

『どうしたら目はよくなるの?子どもの視力に不安を感じたら読む本』を読んだ感想まとめ

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視力低下は生活環境が大きく影響していると再認識しました。また近視から失明が起こるというのも非常に怖いと感じました。

 

しかし一度下がってしまった視力でも努力次第で回復できるということが分かったのは嬉しい発見です。ただ普段の生活を振り返ると、幼稚園、習い事、公園遊び…と帰宅はいつも夕方頃。その後も急いで夕飯やお風呂を済ませ、愚図る下の子の相手もしながら、翌日のお弁当の準備や家事も片付けて…毎日なだれ込むように寝室に行き寝かしつけ…というような状態です。まずはこんな慌ただしい生活リズムを正し、眼のトレーニングに充てる時間と心の余裕を作る必要がありますね…。

 

実際のトレーニング方法はイラスト付きでとても分かりやすいです♪

娘の目のためはもちろん、私も仕事柄パソコンに向き合うことが多いので老眼をおくらせるべく(笑)一緒にトレーニングしたいと思いました(^^♪