赤ちゃんや子供の斜視は目薬でも治療できるってホント?効果はあるの?
生後8ヶ月で娘みーちゃんの視線に違和感を感じ4つの眼科に通っていた我が家。間歇性外斜視と診断され経過観察していくことに。
結局我が家はアイパッチで治療し、5歳で手術を行いました。
でもなんと『目薬でも斜視の治療が出来る』という情報を見かけたので今日はその情報についてまとめました(*^^*)
赤ちゃんや小児の斜視の治療と言えば眼鏡やアイパッチ、手術が主流では無いでしょうか?しかし手術を受ける前に色々と調べる中で、斜視の治療は目薬でもできると言う情報を目にしました。
そこで手術を受ける決断をする前に色々と調べました。我が家が調べた結果と眼科の先生に相談して返ってきた答えを中心にまとめたいと思います。
(斜視の種類や程度、また眼科医の先生によっても意見は分かれると思うので参考程度にご覧下さい^^)
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子供の斜視が目薬で治るなら是非試したい!効果はあるの?
まず、斜視を治す薬としての目薬は残念ながら存在しません。
調べるなかで調節麻酔薬という物を知りましたが、これも斜視を根本から解決するものではありません。調節麻酔薬はアイパッチの代わりに使用するものだそうです。
斜視は片方の目がまっすぐ前を向いている状態の時に、もう片方の目のピントが合っていない状態ですよね?
(関連記事:赤ちゃんの斜視の種類|早期発見のためのセルフチェックや治療法とは? )
その時に視線がズレている方の目は使われていないのです。するとこの使われていない片方の目はどんどん機能しなくなり、弱視になってしまいます。
それを避けるために視線があっている方の目をアイパッチで隠し、ズレている方の目の筋肉や視力を育てていきます。うちの娘(間歇性外斜視と診断されたみーちゃん)が2年ほど行った治療もこの方法でした。
調節麻酔薬とはこのアイパッチの代わりに、良い方の目に点眼し使用するんです。一瞬、目薬で斜視が治せるのかも期待した私はがっかりでした。
では、なぜ目薬でも斜視の治療が可能だという情報が出回っているのでしょうか??
それは大人になってから発生した斜視の軽減や症状の緩和には役立つからだと考えられます。
現代人は情報の8割を視覚から得るともいわれています。特に日本人はパソコンやスマホなどで日々目を酷使していますよね?実に現代人の7~8割は眼精疲労がある状態だそうです。
つまり赤ちゃんや幼児期はもちろん、成人してからも斜視の症状がなかった人でも、中年期を迎えてから斜視になる人も急増しているのです。このような後天的な斜視の場合、初期の段階やごく稀に症状が出る程度であればビタミンE(トコフェロール)などの血流をよくする目薬で斜視の症状が緩和したり改善できるという事だそうです。
なぜなら斜視は目を支える6本の筋肉がうまく調節できないことで起こると考えられているからです。つまり温めたり血行を良くすることでこの目の筋肉の疲労を取り除き正常な状態へ戻すことができるという理由です。
このことから分かるように、もちろん目薬であればなんでも効果が出るわけではありません。目の充血を押さえるような血管収縮剤が含まれている目薬はむしろ症状を悪化させることもあるため注意が必要です。
また目の疲労や老化を少しでも遅らせるならば、
- ビルベリー(アントシアニン) ‥‥眼精疲労・視力回復・抗酸化作用・毛細血管保護
- ルテイン‥‥老眼予防・ブルーライトからの保護・抗酸化作用
これらが含まれたサプリメントを利用するのが効果的です。
斜視について調べるなかで目のサプリメントについても沢山見比べましたが、特にお勧めなのはビルベリーとルテインの含有量が多く価格も安い『めなり 』というサプリですね。
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斜視と目薬の治療についてのまとめ
大人になってから現れた軽度の斜視や斜視とは言えないほどの軽度の斜位については目薬やアイケアサプリメントでもある一定の効果が見込めることが分かりました(*^-^*)
でも残念ながら、幼児の斜視を治療し完治させるための目薬は存在しません。
それにしても子供の病気の治療というのは本当に難しいな‥と痛感。
本人に説明してもまだきちんと理解できないため、親が情報を集めて最善と思われる治療法を選択してあげるしかありませんね!